Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2020.02.01舞台のこと...

早朝稽古2日目、本日は2月九皐会の「鉢木」でした。シテは駒瀬直也氏恋女房は新井麻衣子さんです。
駒瀬氏の「鉢木」は初演ではなく、名古屋での舞台が記憶に残っております。現在物と呼ばれますが、生きている人が、現在進行形の形で芝居を進めていくものは、会話の言葉が解りやすいぶん、間違えやすいという、落とし穴があります。言いたいことが良く解るだけに、違う言葉になってしまいます。
とても良い作品で、「安宅」の前には、出世物語を「鉢木」を、と言われたのもです。私も再演したい曲の一つなので、いつか再演できればと願っております。
モノクロの世界の「鉢木」、魅力的です。

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