Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2021.01.23舞台のこと...
本日は鎌倉能舞台で、「県民のための能を知る会」がありました。雨は降っていたものの、雪にはならず助かりました。
午前は「自然居士」中森貫太氏、午後は「百萬」中森健之介氏でした。いまは、世上の状況もありまして、入場者は少なくなっています。会を開催することも、大変になっていますが、この状況下でも、見に来てくださるお客様がいらっしゃいます。感謝の気持ちもこめて、一番一番大切に勤めていきたいと思います。
午前の「自然居士」は地頭を勤めさせていただきました。劇的な内容なので、緩急もはっきりしていますから、油断なく緊張感をもたせて、勤めさせていただきました。
午後の「百萬」は、春の明るい狂女物で、親子の再会は花を添えました。
どちらの曲も子方(子役)が出演します。子供能でお馴染みになった、6年生が二人、それぞれの役を勤めました。姿勢よく、しっかりしていて、立派でしたね。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。