Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2021.03.08舞台のこと...
今日は朝から冷たい雨が降る一日になりました。今朝は若竹会(稽古会)のための、稽古でした。
能の世界では、申し合わせ、現代的にはリハーサルといったものは、1度しかしません。この申し合わせに、出演者が集い、曲を通します。各役者はここ迄に仕上げていって、最終の微調整をおこなうのが、申し合わせになります。今回は稽古会の稽古(申し合わせの代わり)なので、通常よりも本番までの日程を開けて、出演者が十分に稽古できる時間を作ります。
今回の曲は「敦盛」、シテは河井美紀さん、ツレに内弟子さん2名といった配役。今日見つかった課題を、当日までに修正して、一週間後の本番に臨んでいただきたいと思います。
私が中学生の時に始まった「若竹会」。よもや自分の子供が、そこで舞台に立つ日が来るとは、夢にも思っていませんでした。