Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.03.31コラム...

 子供が小さい頃、NHKの「おじゃる丸」という番組を好きで見ていました。長閑でおおらかなお話だったので、私も好きで一緒に見ていました。主人公のおじゃる丸クンの傍らには、デンボという人と話ができる、虫?がいました。おじゃる丸とデンボの会話は、楽しいものでした。
 我が家の植木鉢の雑草が、花を咲かせるほど育って来ましたので、お手入れを始めました。植木鉢の側には一匹の虫がいて、私が近づくと、ブーンと飛んでいきました。雑草を抜きはじめると、ブーンブーンと私の周りを飛びます。はて?と思い、よくよくその虫を見たところ、小さなミツバチでした。そうか!と思い、花をハチの前に近づけてみますと、1度目は逃げたものの、2度目は花に手を出しました。「花を抜かないで!」と飛んでいたのでしょうか、ふとデンボを思い出しました。
 その花は元の鉢に戻すことにしました。こんな所にも、小さな生態系があったかと、関心した一幕でした。

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