Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.05.19舞台のこと...

 今朝は8時から矢来能楽堂で、「大原御幸」を師匠観世喜之師に稽古していただきました。シテ方の立役は集合です。法皇を勤めていただく伊藤氏は、梅若万三郎家の門下で、私と同い年です。横浜の方から早朝は、いささか気の毒ながら、ご本人も来る気満タンだったので、来ていただきました。
 この物語は、法皇がやって来たという話なので、少ない動きの中で、女院と法皇は濃厚に交わります。また、動きが少ない分、動く時は大変目立つとも言えますので、各人の動きをかなり綿密に詰めておかないと、差支えがでます。
 宿題にさせていただいた事もあり、浮かび上がった課題もありました。これから、その宿題や課題と向き合って、当日までに解決していきたいと思います。

第16回奥川恒治の会「大原御幸」

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