観世流能楽師奥川恒治 能のHana

　昨日は山陰線が止まってしまい、京都泊まりになってしまいました。豊岡駅から5時間かけて、京都駅に着いた頃、だいぶくたびれておりましたね。いまは、スマホで宿もすぐに取れますので、宿泊は問題なく、朝一番で東京に戻りました。
午前中はお弟子さんの稽古をしまして、午後からは小金井薪能、と申しましても今年は武蔵小金井駅の宮地楽器ホールで、午後、夜の2回公演でした。一度に大勢というよりは、少ない人数で分けて上演という方が、今の世情に適していますね。
　能「鶴亀」は、鶴と亀の役を替えまして、午後の部は子方が、夜の部は大人が勤め、それぞれで楽しめるように工夫されていました。
　今日は野外ではないので、お天気の心配もいりませんでしたが、晴れて暑い日になりました。室内の空調が整った環境は、とても有り難かったです。