Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2021.11.14舞台のこと...
本日は11月九皐会でした。私は2部の「玄象」(げんじょう)の後見を勤めさせていただきました。
シテは遠藤喜久氏、女房役のツレは鈴木啓吾氏、大臣は弘田裕一氏、龍神は次男恒成が勤めさせていただきました。
喜久氏と鈴木氏とは、能楽堂で文字通り同じ釜の飯を食い、共に修行をした兄弟弟子です。こういった形で一緒に舞台に立てることは、ありがたくも嬉しい事です。「玄象」の中入の間の時間は短く、手違いが1つでもありますと、間に合いません。ややこしい着替なので緊張感も高いのですが、今日もピッタリながら、間に合って良かったです。
1部の「歌占」(うたうら)、シテ長山耕三氏共々、ご来場の皆さまありがとうございました。本年の九皐会も残すところ、12月を残すのみとなりました。もう一息、頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。