Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.12.05舞台のこと...

 本日は同門小島英明氏の会でした。能は「自然居士」(じねんこじ)、説法をする居士が、人買いから少女を救出する物語です。
 この曲は、最初説法の場面から始まり、人買いに連れ去られる少女、居士と人買いの対決、そして少女の救出と、場面転換がわかりやすく構成されています。また、セリフ劇でありながら、後半は人買いの所望に応じての芸尽くしは、見る人をあきさせません。
 本日は親の追善供養のために、人買いに身を売った少女役を、ご息女が勤めました。お父さん居士に助けてもらって、メデタシメデタシでした。お父さん居士も助けがいがありましたね!

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