Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2021.12.23舞台のこと...
今日は三間四方(さんげんしほう)Produceという、京都の味方圓氏と梅若会の角当直隆氏の会の申し合わせがありました。味方氏は「皇帝」(こうてい)、角当氏は「碇潜」(いかりかづき)という、どちらも普段はあまり出ない2曲の申し合わせがありました。
「皇帝」は楊貴妃を苦しめる病魔を、鍾馗様が現れ退治する物語です。
「碇潜」は平知盛の霊が、壇ノ浦での平家の最期を語る曲です。安徳天皇の入水など、辛い場面もありますが、どちらの曲も、場面転換がわかりやすく、見やすい2曲となっています。
「碇潜」は金春禅鳳(こんぱるぜんぽう)本による台本での、上演になります。前半部分は平教経(たいらののりつね)が、左右に敵を抱え込んで海中に飛び入った場面など、リアルにわかりやすく上演されます。
当日のご案内も可能なようです。お出掛けいただけまりたら、幸いに存じます。