能のHana

舞台のこと

2022.01.15

 今日は府中の森の芸術劇場で、開館30周年の記念の公演がありました。毎年伺っている、こちらの会館が、30年も経つのかと驚きました。
 午前午後の2公演同じ演目で、曲は狂言「末広かり」、能「高砂」でしたが、勤める役者は変わりました。午前の部、狂言 野村万作師、能 観世喜正師。午後の部、狂言 野村萬斎氏、能 中森貫太氏でした。解説には元NHKアナウンサーの葛西聖司氏、いつお話しをうかがっても、わかり易く楽しいです。
 鎌倉能舞台の公演は質疑応答が名物です。かつて貫太氏の亡父晶三氏の頃、橋掛りの3本の松の造花について、「本物は使わないのですか」、という質問がありました。楽屋でなんと答えるのだろう?と聞いていますと、「当世はエコの時代です!」と、後で楽屋でもその話が出たところ、ご本人も「よく出ました!」と😅。そんな事をふと思い出しました。
 能狂言共におめでたい新春らしい曲で、ご来場の皆さまにもお楽しみいただけたのではないかと思います。本日もありがとうございました。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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