Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2022.02.10舞台のこと...

 今日は日曜日の九皐会の申し合わせがありました。1部は能「白鬚」(しらひげ) シテ観世喜正師。2部は能「船弁慶」(ふなべんけい) シテ新井麻衣子さん、という番組です。
 「白鬚」は滅多に出ない曲で、前半は難曲といえる謡部分があり、後半は天女と龍神が一緒に舞うという、とても珍しい趣向もありまして、聞きどころ、見どころ満載の曲です。
 「船弁慶」は頼朝義経兄弟が仲違いとなり、義経が都落ちのため静御前との別れを描く前半。船で進む一行に、知盛をはじめとした、平家の亡霊が海上に現れるスペクタルと、見るに飽きない人気曲です。
 「白鬚」は内弟子さん3人が前半の男ツレ、後半の天女と龍神を勤めるので、それも新鮮な配役です。「船弁慶」はご子息との共演、どちらも楽しみですね。
 当日のご案内も可能です。ぜひ、お出掛けください。
https://yarai-nohgakudo.com/archives/category/play#yarai

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