Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.01.11コラム...

 今日も快晴、見事な冬晴れの日となりました。気温も少し上がったようで、日中はホカホカしました。
 今日は埼玉与野での講座、「鵜飼」の1回目でした。この曲は今年6月に、九皐会で勤めさせていただく曲で、ご参加の皆様には、内容を掘り下げたうえで、ご覧いただければと思っております。
 鵜飼といえば夏の風物詩の一つ、鵜匠が川船から鵜を放し、鮎を捕らせる漁ですね。鵜が仕留めた鮎は、身の締りがよく美味しいそうで、以前長良川では「歯がた鮎」として、漁当日の夜に出されていました。
 漁師は鵜を使うことが面白くてたまらないので、好きな職業としてはいいのですが、そこには殺生という暗黒面もありました。「罪も報いも後の世も、忘れ果てて面白や!」、殺生という罪を知りつつも、止められない業を持った人間。掘り下げがいが有りそうですね。これから楽しみに、進めて行きたいと思います。

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