Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.01.20舞台のこと...

 暦の上では大寒ですが、ポカポカ陽気の日になりました。ありがたいのですが、この調子でいいのだろうかと、少し心配になります。
 今日は日曜日の緑泉会の申し合わせがありました。能「巻絹」(まきぎぬ)鈴木啓吾氏、もう一番は「国栖」(くず)坂真太郎氏でした。
 私は「国栖」の後見と、「知章」(ともあきら)の仕舞を勤めさせていただきます。
 知章は平知盛(たいらのとももり)の子息で、一の谷の合戦で父知盛を逃がすため、自らが犠牲となりました。仕舞ではその戦場での場面を、再現してみせます。親にも子にも辛い、戦のエピソードですね。
 この知章は若い武将なので、舞台をところ狭しと使う上、動きが早く、型が多いので、オジサンとしてはなかなか大変です😅。日曜日は頑張って勤めさせていただきたいと思います。

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