Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2023.01.22舞台のこと...
今日は目黒の喜多能楽堂で、緑泉会がありました。次回4月の時は、改修工事に入っているため、矢来能楽堂での公演となります。こちらは、素晴らしく上質なヒノキを舞台に使用していて、とても良い舞台です。メンテナンスが済んで、また伺わせていただくのを楽しみにしたいと思います。
本日は初番能「巻絹」(まきぎぬ)シテ鈴木啓吾氏、トメ「国栖」(くず)シテ坂真太郎氏でした。
私は「国栖」の後見と「知章」の仕舞を勤めさせていただきました。「国栖」は出演者が多いうえ、舟の作り物も出ますので、仕事が多いです。なんとか、無事に勤められまして良かったです。
「知章」の仕舞は動き回って、主人公の若々しさをアピールします。説明的な部分もありますが、面白い仕舞です。もっと頻繁に出てもいいように思いました。
本日も無事に済みました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。