観世流能楽師奥川恒治 能のHana

　今日は6月九皐会の申し合わせがありました。1部は「三山」(みつやま)、シテ駒瀬直也氏です。私は2部で「鵜飼」(うかい)、「真如之月」(しんにょのつき)の、シテを勤めさせていただきます。
　後半の閻魔大王の役は、ことのほか力がいります。力動風(りきどうふう)といいます。力強さと格調の高さ、特別な世界観を醸成しますので、難儀なことです。申し合わせが終わった時には、全身汗まみれになっていました。
3月に甲府の鵜飼山遠妙寺に訪問していらい、三月経ってやっと勤められる舞台なので、しっかり勤めさせていただきたいと思います。当日のご案内も可能です、ぜひお出掛け下さい。
お問い合せは下記より

観世九皐会6月定例会

　続いて稽古能、「実盛」(さねもり)、シテ中所宜夫氏でした。私は勉強のため、地頭を勤めさせていただきました😂。間違いなく大曲です！なんとか無事に済みました。
　そして、新潟の会の申し合わせ、「碇潜」(いかりかづき)でした。こちらは主後見、今日はヘビーな一日でした。
　帰りがけ、馴染みの鍼灸院でプスプスしてもらい、体をリセットです。お天気がいささか気になりますが、11日日曜日の九皐会、どうぞ宜しくお願い申し上げます。