Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.09.18舞台のこと...

 今日も真夏のような暑い日になりましたが、お彼岸を過ぎた頃からは、秋らしくなるとの予報で、待ち遠しく思われます。
 11月26日(日)の第18回奥川恒治の会の入場券の発売日が、明日となりました。今回上演曲の「朝長」は、修羅物屈指の大物です。平治の乱で、大敗する源義朝は再起のため、関東を目指します。次男の朝長は落ち武者狩りで、膝を深く矢で射られ、無念の死を遂げます。
 能では朝長の最後を看取った青墓の長が前半のシテで、朝長の最期の有り様を語ります。この語りが屈指の長さです。後半は僧の弔いに惹かれて、朝長がありし日の姿で現れます。朝長が、父義朝、兄義平、弟頼朝、それぞれの最期、その後を語り、自身の最後を見せ、僧に供養を頼み消えていきます。
 今年も奥川恒治の会、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 https://nohnohana.com/okukawakojinokai/18-2023/

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