Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2023.11.12舞台のこと...
本日は11月九皐会当日でした。
一部の能は「船橋」(ふなばし)、シテ中森健之介君でした。
二部の能は「山姥」(やまんば)、「白頭」(はくとう)の小書付きでした。今日は前半をゴマシオの髪にしまして、老女の装いでした。九皐会ではあまりしないので、なかなか新鮮な感じでしたね。後で使う杖もご自身で新調されて、凝った杖になっていました。
私は一部「船橋」の後見を勤めさせていただきました。シテの希望で、後半は法被にヨレ水衣を重ねて着ていました。ヨレとは、かなり生地の目を粗くしてある物なので、中が透けて見えます。着ている感じが独特の風情で、面白いのです。
本日もご来場ありがとうございました。