Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.12.20コラム...

 強い寒波が近付いているようですが、今日の日中はまだ厳しい寒さでもなく、青空がキレイな好天になりました。
 本日は北与野での講座、「國栖」(くず)の最終回となりました。最後は蔵王権現が現れ、その後の御代を寿ぎます。後に天武天皇となるのですから、まさに劇的ですね。
 「國栖」は壬申の乱という歴史的事象を背景に、ファンタジックな脚色で作られています。「生きかえる鮎」や「蔵王権現の出現」など、どこかおとぎ話のようでもあります。舞台経過はわかりやすく、場面転換もはっきりしていますので、初心者が見るにも適しています。新年早々の催しながら、お運びいただけますと幸いです。お待ちしております。

観世九皐会1月定例会


 今日ご紹介した、大飛出(おおとびで)と不動(ふどう)の面です。後シテはどちらでもいけるのでした!😀

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