Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.01.12コラム...

 今日の早朝は冷えていたものの、だんだんと気温が上がり、暖かくなりました。仙台からお稽古にいらっしゃった方は、「東京は暑い⁉」と、仰っていました😅。
 日本最大手のゆかたメーカー竺仙(ちくせん)、江戸の染の技術を現代に伝えています。社長曰く、「職人はいるものの、職人が使う道具をこしらえてくれる人がいなくて、道具が無くて困っています」とのことでした。こちらの世界にも、その波はやって来ていますので、深刻な問題ですね。
 竺仙さんとは、九皐会の50周年記念の時からのご縁で、20年以上のお付き合いになります。毎年、新年の新作発表会には、ご招待いただいておりまして、今年も本日行ってまいりました。
 お顔馴染みも増え、ゆっくりと拝見させていただきます。ゆかたの他に江戸小紋や訪問着、麻物、絹物に帯と、幅広く手掛けていらっしゃいます。毎年毎年工夫を凝らして、技術の高さとセンスの良さで、楽しませてくれます。この着物が着こなせる大人になりたい!と思いつつ、そろそろチャレンジしてみようか、と揺れるのでした。

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