観世流能楽師奥川恒治 能のHana

　本日は2月九皐会の申し合わせでした。朝の矢来能楽堂、冷えています！😂
　1部の能は「高砂」(たかさご)、シテ中所宜夫氏。前半の夫婦の姥役は内弟子修行中の石井寛人君でした。大学時代の師匠が中所氏なので、師弟での共演になります。成長を実感できる場面です、中所氏も嬉しいことと存じます。
　2部の能は「朝長」(ともなが)、シテ中森貫太氏。ツレは長男健之介君、トモには内弟子修行中の金子仁智翔君。こちらは親子共演となり、お父さまは喜びと共に、頼もしさを感じることと思います。金子仁智翔君は、蓮田市で私が小学生の頃からお稽古してきた子です。玄人を志し、入門後どんどん大人っぽくなっていく姿を見るのは嬉しく、頼もしく思います。今回は先輩たちの胸を借りて、しっかり頑張ってほしいと思います。