Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.03.04舞台のこと...

 今朝は若竹会の総稽古がありました。若竹会は文字通り、若手育成のための会です。私を含め、現在九皐会の中枢で仕事をしている人は、この会で育ちました。本番の時は、囃子の先生方にご出勤いただきまして、お相手をしていただきます。
 面装束を着けて一曲を稽古させていただくやり方は、他所ではなかなかありません。装束の着付けも、普段機会のない若手がするので、装束の着け方もここで学べるわけですね。
 私達の頃は人数が多かったので、毎月していまして、足りない時は2曲ということもありました。その頃は「大変だ〜!」と思っておりましたが、今となっては、教える師匠の大変さを思い知ります。私達もお手伝いできることを見つけて、積極的に参加していきたいと思います。
 本番は来週火曜日の朝、曲は「田村」(たむら)、シテは石井寛人君。私は地頭をさせていただきます。

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