Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.03.14舞台のこと...

 今日も気持ちよく晴れました。気温も上がりそうな感じでしたが、早い時間帯から銀座シックスの観世能楽堂に参りました。9時の楽屋入り17時半の退出、地下3階の能楽堂では外のことがわかりませが、夕方に外へ出ましてもそれ程寒さを感じませんでした。
 午前中は学生鑑賞会がありました。狂言「蝸牛」(かぎゅう)、能「小鍛冶」(こかじ)でした。
 午後は県民のための能を知る会の公演、能「大原御幸」(おはらごこう)の本番でした。シテは主催者の中森貫太氏でした。「大原御幸」は舞もなく動きの少ない、極めて静かな曲ながら、2時間近く掛かる大曲です。また、出演者も多く、大きな作り物(建礼門院のお家)が舞台正面奥に置かれますので、大変大掛かりな能です。私は後見を勤めさせていただきました。法皇には京都から味方玄氏が来演、華を添えてくれました。
 本日も多くの方にご来場賜りました。ありがとうございました。

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