Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.04.04舞台のこと...

 今日の午前中は、緑泉会の申し合わせがありました。能は「清経」、シテ新井麻衣子さんと「杜若」は「恋之舞」の小書を付けての上演で、シテは津村禮次郎氏です。私は「杜若」の後見と、「歌占」(うたうら)の仕舞を勤めさせていただきます。
 「杜若」は通常でも舞台上で装束を変える、「物着」(ものぎ)という作業をします。通常でも脱がせて着せて、冠を着けてと、なかなか大変な仕事です。それが「恋之舞」になりますと、着けるアイテムや飾りが増えるので、とても大変です。内弟子修行中の石井寛人君とのコンビなので、申し合わせ終了後稽古をしまして、作業の確認をして当日に備えることにしました。
 「歌占」のような激しめの仕舞は久しぶりなので、はりきって勤めさせていただこうと思います。😁

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