Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.04.06舞台のこと...

 今朝は雨が少し残っていまして、気温も下がったままでした。雨が嫌いなものですから、このところなかなか歩きに行けません。明日は行けるといいのですが…。
 今日は緑泉会の当日でした。雨はほどなく上がりましたので、午後の会の時には曇り空となりました。
 初番は能「清経」、シテは新井麻衣子さんでした。残した奥さんのところに言い訳しに出てくる夫(清経くん)、ちょっと気の弱い男ながら、名曲です。
 もう1番は「杜若」、シテは津村禮次郎氏で、「恋之舞」の小書演出でした。
 私は「杜若」の後見と、「歌占」(うたうら)の仕舞を勤めさせていただきました。先日も書きましたが「杜若」は「恋之舞」になりますと、物着(ものぎ)という舞台上の着替えが、複雑になります。多少のトラブルはあったものの、大過なく済みました。
 能楽堂近所の桜も満開です。なんとはなく、嬉しい感じです。本日もありがとうございました。

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