Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.04.24舞台のこと...

 今朝は「ことのは能」の申し合わせがありました。鈴木啓吾氏の公演で、目に障害のある方にもお楽しみいただけるようにと、工夫を凝らした催しです。
 曲は「鉢木」(はちのき)。諸国を見て回る時の執権 北条頼時が、貧しい暮らしながらも、自身秘蔵の鉢の木を薪にして雪の一夜をしのぐ、精一杯のおもてなしが、後に大出世へとつながる、出世物語。舞はなく言葉で芝居が展開していきますから、聴いて楽しめる演目です。
 また、当日は一龍斎貞橘(いちりゅうさいていきつ)師による講談「鉢の木」もあり、二つの芸能の「はちのき」を、お楽しみいただけます。
 私は後見で参加させていただきます。「鉢木」は、私も12月に九皐会で勤めさせていただきます。しっかり勉強させていただこうと思います。

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