Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.05.12舞台のこと...

 本日は5月九皐会の当日でした。天候にも恵まれ、1部は稀曲「室君」(むろぎみ)、シテは観世喜正師でしたが、主ツレを勤めた鈴木啓吾氏の希望曲です。私もこの曲は初参加で、地謡を勤めさせていただきました。先月の稽古能から、鈴木氏をはじめ、地謡に至るまで試行錯誤した曲の上演でした。珍しい曲でもありまして、大勢のお客様にお運びいただきました。無事に済んでほっとしました。
 2部は「女郎花」(おみなめし)、シテは駒瀬直也氏でした。悲恋の物語、私は後見を勤めさせていただきました。
 本日もありがとうございました。

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