Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.06.07舞台のこと...

 今日は雲の多い日になりました。気温湿度共にそれなりでしたが、風がありましたので、助かりましたかね。
 昨日国立能楽堂で申し合わせが済んでから、少し時間が取れましたので、図書閲覧室に立ち寄りました。目当ては来月若竹能で上演予定の「善知鳥」(うとう)でした。限られた僅かな時間だったので、流儀の大先輩野村四郎師と浅見真州師の、舞台を拝見しました。勉強になることはもとより、在りし日に舞台や酒席をご一緒させていただいたことが、懐かしく思い出されます。舞台をご一緒させていただいたことは勿論、お話しを伺わせていただいたことが、とても貴重だったと思います。
 舞台上にはワキの宝生閑先生、大鼓の亀井忠雄先生など、当代の名手が並ばれていました。生の舞台を拝見する機会はなくなりましたが、こうして舞台を拝見できるのは、今の時代の優れているところですね。
 大いに刺激を受けたところで、気を引き締めて、「善知鳥」に本腰を入れましょう!

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