Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2024.06.09舞台のこと...

 今日は曇天の空模様ながら、雨は降らず湿度はありましたが、気温はそれほど上がらず助かりました。
 今日は華寶會、「鸚鵡小町」(おうむこまち)の本番でした。シテは観世喜正師、地頭は観世銕之丞師、ワキの野口能弘氏は披演でした。上演時間は、1時間55分だったそうで、やはり押しも押されぬ大曲でした。
 今月は、「姨捨」、「鸚鵡小町」と老女物という、取り分け扱いの重い大曲が続きました。滅多に無いことですが、両曲共に地謡で参加させていただき、とても勉強になりました。無事に終えられたことに感謝です。
 国立能楽堂の見所には、多くのお客様にお運びいただきました。ご来場皆さま、本日もありがとうございました。

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