Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2017.06.03舞台のこと...

京都の味方玄師の社中の会のお手伝いに参上しました。国立能楽堂の見所には、大勢のお客様がいらっしゃいまして、大変な盛会となりました。味方師の東京のお稽古場に通っていらっしゃる方で、存じ上げている方にも、久しぶりにお目に掛かりました。お元気そうで、立派に舞台も勤められ、なによりでした。
「羽衣」の後見をしていてのことです。味方師と一緒に勤めましたが、お互いそれぞれに何度も勤めている役でもありますので、細かな打ち合わせもなく舞台に臨みました。別段困ることはないのですが、どちらがしてもいい仕事の場合、一瞬遠慮からの躊躇があったりします。これがキライ!もう3、4手先が読めるようになると、控え目な的確さに変われそうです。ある人が「考えて、考えて!」と仰っていました。もっともっと考えて、何気なくサラット、勤められるようになりたいですね!

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