Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.04.03お稽古のこと...

学ぶと言うことは、愉快です。
「はじめの一歩」のお稽古を始めて3か月目になりましょうか、少し揺れる頃です。きっと皆さんが通る道なのだと思いますが、始めた頃のテンションが下がり、思った程の成果が上がっていないような気になります。ここで師匠とお話しができると、いいですね。不安や疑問を相談、解決でます。
始めて3か月目、丁度その頃合いがやって来た人がいらっしゃいます。今日のお稽古で、最初はご自身どうしたものかと、困惑されていたようでした。それが、お話しをしているうちに、納得が行ったようで、その後の舞の稽古では「間違えました!」と満面の笑みで言えるようになりました。間違えると申し訳ない、とお考えになり勝ちですが、そんな事はありません。
緊張していた方が変わって、間違えたときに笑えるようになりました。それはなぜでしょう?
本来はお稽古の時にしている説明で、納得できれば一番なのですが、今回はちょっと違いました。
さいたま新都心のホテルラフレの講座に参加されたのが、一番のきっかけだったようです。参加者は皆さん、気軽に私を含めお話をして、楽しんでいらっしゃいます。そこには同じ道を歩む同士、がいるばかりです。ここに気が付いて頂けると、先を歩いている人、歩き始めた人の違いになります。折角なら、歩き始めたことに、誇りをもって、 同じ道を歩むなら、笑顔で楽しんで歩いて頂きたいと思います。
間違えたときに、笑顔がこぼれる、ご本人もどんどん良い顔になって行きました。間違えたって楽しい!と思えたら、なんと素敵な稽古かと思います。稽古となりますと、どうしてガッチリと、になりがちですが、楽しい笑顔という提案がありました。
今日の学びです。稽古の一つのあり方としまして、これから考えて参りたいと思います。

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