Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2018.10.23舞台のこと...

鎌倉の「県民のための能を知る会」に、参りました。午前中は学生能公演で、曲は「杜若」伊勢物語を題材にした静かな曲でしたので、どうかと思いましたが、よく見てくれました。大人でも寝落ちする曲ですからね!狂言は「蚊相撲」、これは人ほどの大きな蚊、っていたら怖いですが、面白い曲です。学生さんにも楽しんでいただけたようです。
午後は一般公演、配役は変わりましたが、番組は午前と一緒でした。通常午前午後でおこなっている番組を午後に集約しましたので、見所はほぼ満席の状態でした。
「杜若」は恋之舞(こいのまい)の小書が付きますと、物着(舞台上で装束替え)のアイテムが常より増えますので、後見としましては、難物の一つです。2回とも後見をさせていただきましたが、大過なく済ませられまして、良かったです。
鎌倉の舞台は見所がとても近いので、物着などはとても気を使います。無事に済んでホットしました。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。

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