コラム

2019.02.04

高松六萬寺でのイベントも、2回目を迎えました。今回は節分に因んだお話しを、副住職さんにしていただきました。宿曜経の占星術や追儺にはじまり、私の今回の曲は、業に因んで「鵜飼」だったので、地獄のお話しもしていただきました。
 「鵜飼」の後半は、閻魔大王がシテで登場します。そこでは「金紙」(きんし)と呼ばれる善行帳に何も書かれていない、つまり全く善行を積んでいないぞ、と断罪される件があります。それにつきまして、あの世では現世の行いが金になり、足りないとお婆さんに身に付けているものを、剥がされる(奪衣婆)。善行を積めば貯金になり、そんなこともなく、後生が良くなるのだそうです。とても良いお話しを伺いましたので、私も善行貯金に励んでみようかと…。
 今回は30人の方に、ご参加頂きました。次回はいよいよ屋島の合戦のお話しとなります、楽しみです!

上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE