舞台のこと

2019.02.07

11日(月・祝)の緑泉会の申し合わせが済みました。能は「羽衣」河井美紀さん、「弱法師」中所宜夫氏の2番です。
「羽衣」はとても身近な曲ですが、いざ能でシテを勤めるとなりますと、なかなか大変な曲です。謡っているか、舞っているかで、中入もなく舞台上で装束を替えます。天人としての清浄さや、神々しさが求められ、なかなかの難物です。
「弱法師」は対照的で、父親に捨てられ、苦労の末盲目となり、施しを受けながら生を繋ぎ、仏道と遊興に生きる俊徳丸が主人公です。盲目の杖の扱いだけでも大変ですが、さらに内面の心理描写や、主題を求められるわけですから、ハードル高いです。
私は地頭を勤めさせて頂きます。シテ中所氏の世界観を広げて、見所の皆さまにお伝えできるように、励みたいと思います。
自身の自主公演の最初の曲「弱法師」、思い入れも格別です。

上へ
戻ります

観世流能楽師 奥川恒治能のHana

CLOSE