Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2019.09.01舞台のこと...

能の会が済みました。永島忠侈氏、充氏、親子の会です。
忠侈氏は「檜垣」、能楽界最奥曲の1曲です。1曲で2時間を越える長大な曲で、秘術を尽くします。体力的にも、精神的にも、限界に挑戦するような感じがします。
充氏の「安宅」は、よく出る曲なので、身近に感じられる曲ですが、シテはことのほか大変です。ことに、初演はペース配分も考えられませんので、無我夢中で最後まで勤めることになります。こちらも、使い果たしたことでしょう。
本日は秋晴れの国立能楽堂、満席のお客様に迎えられ、大盛会となりました。大曲2曲、ご覧になられた方も、大変だったことと思います。ご来場の皆さま、ありがとうございました。

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