コラム

2020.04.05

今年の春はことのほか、厳しい春となっています。新型肺炎コロナウイルスが世界を席巻し、日々辛いニュースが流れます。そこへ、追い討ちを掛けるような事が起こりました。
2月九皐会の時に、随分お辛そうで、帰ったところで即入院、肺炎(新型コロナではありません)の治療をされていた、長山禮三郎氏が他界されました。病状が芳しくないということは、聞いておりましたが、早かったです。
私は子供の頃から能楽堂に、出入りしておりましたので、なにかとお世話になりました。明るいお人柄で、芸には厳しかったものの、お酒がお好きでよく召し上がっていらっしゃいました。私も幾度となく、ご一緒させていただきました。
77才、早すぎる旅立ちとなりました。時が時なので、ご葬儀もご身内のみで執り行われるとのこと、誠に厳しい春です。
教えていただいたことは、財産になりました。しかと、次代に伝えて行かねばと、思います。
故人のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。合掌

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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