Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2020.08.05コラム...
北与野のステラ・デル・アンジェロでの講座をさせていただきました。
「一角仙人」は3回目を迎え、仙人と都からの刺客「旋陀夫人」の対峙する場面になりました。
人間と交わりたくない仙人と、なんとかして取り入りたい夫人宮廷チームの、熾烈な駆け引きがはじまります。なんと言いましても、そこは人間関係に揉まれたことのない仙人、たやすく思惑に落ちていくのでした。
「紅葉狩」にも同趣向の人間模様がありますが、「紅葉狩」は落としに行く側に対して、「一角仙人」は落とされる側、ということも面白いところです。
今日の件も、新古今集から万葉集へと、幅広く広がります。この曲は知れば知るほど広がりを見せます。もっともっと、調べてみたくなりました。次回も楽しみです。