能のHana

舞台のこと

2020.12.21

 今朝は若竹会がありました。今年はコロナ禍のおかげで、予定していたものもできず、やっとここに来てという感じです。
 曲は「善界」(ぜがい)という、唐の天狗の首領が、日本の天狗の首領太郎坊に、日本の仏法を妨げようともちかけに、やって来る話です。善界坊は僧の法力に負けて、あえなく退散となり、その辺は滑稽と申しますか、微笑ましいと申しますか、大仰な割にズッコケています。
 体力的には大変な曲なので、勤めるならば、若いうちがオススメです!本日のシテは河井美紀さんでした。私は地頭を勤めさせていただきました。囃子方にもいらしていただいて、引き締まる稽古会でした。
 この会は装束を着けさせていただけるので、役で着る人は勿論のこと、着け方や支度のやり方まで、ひと通り学べるのが画期的です。私が中学生の時から始まりましたので、長く続けてくださっている師匠には、只々感謝です。これからは、学んだことを事を後の人たちに、伝えていかなくてはいけませんね!

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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