能のHana

コラム

2020.12.22

 今日は朝8:30に上野の芸術大学付属音楽高校に集合しまして、舞台設営からはじめました。手慣れたものです、30分と掛からずに、完成させられます。
 本来は鎌倉の舞台で、体験、鑑賞の予定だったそうですが、移動も含め、リスク回避のため、学校での公演となりました。
 狂言は季節物でもあり、教科書にも掲載されている「柿山伏」でした。能は音楽学校ということで、琵琶にまつわる修羅能の「経正」でした。琵琶の弦の音色を、美しい詞章で表現しているところが秀逸の曲です。
 今年は各地の学校公演も、自粛となっているところが多く、残念な年になってしまいました。開催できたところは、関係各位の大変なご努力あってのことで、私達も気を付けて参上します。我慢することが多い子供たちに、安全なものを安心して楽しんでもらえるように、勤めて参りたいと思います。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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