能のHana

舞台のこと

2021.09.06

 今朝は今週土曜日の銀座能楽堂での、県民能の申し合わせに参りました。曲は「現在七面」(げんざいしちめん)という、滅多に出ない曲です。地謡も後見も勤めていますが、ほとんど記憶に残っていない程、以前の出来事だったようです(泣)!
 この曲は後シテが別人と申しますか、大蛇体から成仏した女神のような姿に変わります。その変身を舞台上で、行うんですね。頭の上には大きな龍の立物を載せていますので、その扱いだけでも神経を使いますが、天冠(てんがん)という頭上の冠を取り替えることも、一苦労です。その上装束を替えて変身するわけですから、かなり大変な作業となるのです。
 先日の「富士太鼓」に続き、難しい後見が続きます!

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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