Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.09.18舞台のこと...

 昨日は台風のために、電車を乗り継いでの高知入りとなりましたが、今朝は朝から青空が広がる、台風一過となりました。気温も上がりまして、絶好の公演日和でしたね。
 能「羽衣」は高知出身で、お稽古にも来ている弘田裕一氏が勤め、「安宅」は観世喜正師が勤めました。
 高知の舞台は、以前水害で浸水したことがありました。台風の影響を思いますと心配でしたが、何事もなく済みまして、良かったです。
 こちらの舞台は、バックヤードから移動して出てくる舞台で、そのことは知っているものの、その移動した後の空間を見るのは、何度見ても不思議な感じもして、面白いです。
 今日は多くの方にお運びいただきまして、盛会となりました。前回高知に伺った折は、次男が「安宅」の子方を勤めました。今日は同じ演目「安宅」を、次男は同山(どうやま)という、ツレの役で舞台を勤めておりました。本人、子方当時の事は、あまり覚えていないようですが、ご縁のあることです。
 香川県の高松には、毎月伺っておりますが、同じ四国でも高知は久しぶりでした。久しぶりに伺わせていただいた公演でしたので、無事に滞りなく済んで、良かったです。

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