能のHana

舞台のこと

2021.11.19

 本日は明後日、21日㈰開催の、同門鈴木啓吾氏の一乃会の申し合わせがありました。曲は「清経」(きよつね)、恋之音取(こいのねとり)という小書を付けての上演となります。
 たいへん重い扱いの小書です。平清経が妻の夢枕に現れる時、笛だけが演奏をして、清経が橋掛りを進んで妻のもとへ行くのです。笛の一管となるため、通常の人数が舞台上におりますが、楽屋も含め静まりかえった状況で進行します。
 清経は入水する前に、笛を吹いて船から身を投げました。笛の音色にひかれて、妻の枕元に現れるというのは、なんともロマンチックな話です。
 矢来能楽堂の雰囲気がしっくりと合う、シチュエーションの曲です。当日のご案内も可能との事。皆さまのお運びをお待ち申し上げております。
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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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