能のHana

コラム

2021.11.25

 今日も朝から快晴、日中は気温も上がり、心地好い日になりました。立冬は過ぎたものの、真冬の寒さより、このあたりが過ごしやすくてありがたいです。
 本日は横浜能楽堂で玉川大学の学生能がありました。曲は「小鍛冶」(こかじ)手慣れた曲です。
 故観世元伯氏は、この学校の卒業生で、毎年母校の学生さんのためにと、舞台にいらっしゃっていました。今日の舞台は、そのご息女が勤めました。お父さん、上の方でハラハラしながらも、お喜びのことでしょう。元伯氏と同世代の人間としましては、喜ばしい限りです。後見座で彼女の後ろ姿を見ながら、在りし日の元伯氏を思い起こしてしまいました。
 紅葉坂も紅葉がはじまり、冬の支度をはじめたようです。これから、見事に色づくことでしょう。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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