Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2021.12.25舞台のこと...

 今朝は雨が降っていましたが、午後を待たずして上がり、日中は気温も上がり、季節が戻ったようでしたが、夕方頃からぐっと下がりましたね。
 本日は大蔵流狂言方善竹大二郎氏主催の「善之会」でした。「蛸」(たこ)という珍しい曲と、「菌」(くさびら)という子供も参加できる楽しい曲の2番でした。
 「蛸」は囃子方、地謡も入り、能掛かりの曲で、この度は「古式」という特別演出での上演でした。良い機会だったので、見所でじっくり拝見させていただきました。
「菌」は3歳位の子供から、ベテランまで一緒の舞台に出て、次代の息吹を感じる、楽しい舞台となりました。
 今日の催しは、大二郎氏と同年代の人が主体で催され、金春流、宝生流、関西、九州と、大二郎氏を囲む多くのお仲間が集まりました。各流儀の仕舞や、囃子の演奏に狂言小舞と、色々なものが一度に楽しめる、クリスマス公演になりました。私も参加させていただきまして、楽しませていただきました。

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