Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2022.01.30舞台のこと...

 本日も雲の多い日になりましたが、雨は降ることもなく、傘の出番はありませんでした。
 今日は鎌倉能舞台で県民のための能を知る会でした。午前は、狂言「清水」善竹十郎師、能「高砂」中森貫太氏、午後の部は、狂言「二千石」(じせんせき)善竹大二郎氏、能「羽衣」中森健之介氏でした。
 健之介氏は「羽衣」初演という事もあり、替え演出などせず、全て基本通りの形で勤めていました。学生鑑賞会では詰めることもしばしばある曲なので、却って新鮮な感じがします。
 午後の部の狂言「二千石」は、30分はかかる大曲、なかなか拝見する機会もないので、楽屋のモニターで拝見致しました。
 1月の公演は全て無事に勤められました。世上厳しい折ながら、多くのお客様にお運びいただけました。我々も油断なく、勤めて参りたいと存じます。本日もありがとうございました。

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