Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2022.02.25舞台のこと...

 今日は若竹能の申し合わせがありました。初番は「東方朔」(とうぼうさく)中森貫太氏、もう一番は「項羽」(こうう)桑田貴志氏です。
 「東方朔」この曲の中では、シテの仙人朔さんは、西王母の桃を度々食べたので、齢九千歳なのだそうです。中国の話ですが、九千年前は日本だと縄文時代ですから、そこから現在まで生きていたとなりますと、世界の変わりようは果てしないものですね。その長寿の桃を西王母に持参させ、帝に奉るのがこの曲です。
 「項羽」はこのところ、稽古を続けてきた曲です。私は地頭を承っております。当日はその成果をあげられるように、気を引き締めて勤めさせていただきたいと思います。

若竹能 2月公演

カテゴリー

バックナンバー