能のHana

コラム

2022.03.30

 まん延防止措置も解除され、思いたって須磨へ参りました。
 4月10日㈰の九皐会では「須磨源氏」の地頭を、同30日㈯の九皐会別会では「松風」のシテを、5月緑泉会では「忠度」の地頭と、須磨に並々ならぬご縁を感じ、やって参りました。
 須磨では松風村雨堂へ、先ず参りました。車を借りて新神戸駅から行ったのですが、お堂が車通りの激しい道に面していたため、最初見落としその後は、駐車場を探すのに四苦八苦しましたが、無事にお参りできました。

 須磨公園は桜が満開で、桜のトンネルができていました。そして桜の参道となった須磨寺は、宝物館に平敦盛所蔵の「青葉の笛」があり、その敦盛の首塚もありました。

 須磨寺は弘法大師様の奥の院へお参りするために、十三佛七福神巡りというのがありました。今年はふと思い立って伺った高幡不動尊でも八十八ヶ所巡りをしました。そんなご縁の年だと、行かせていただきました。
 須磨寺の「若きの桜」は枯れてしまって残念なことでしたが、敦盛と直実の像の桜は満開で、時折はらはら花びらを散らし、なんとも美しいことでした。

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観世流能楽師 奥川恒治能のHana

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