Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2022.12.03舞台のこと...

 本日は同門佐久間二郎氏の自主公演でした。国立能楽堂がほぼ満席の状態、素晴らしいですね。
 能は「融」(とおる)に舞返(まいかえし)という、小書(特殊演出)を付けての上演でした。文字通り舞を返すということで、一度舞が終わった後、別の舞をつなげて、舞が続きます。シテにとっても、演奏する囃子方にとっても、大変なことです。
 私は「融」の後見の他に、「賀茂」の仕舞を舞わせていただきました。京都の上賀茂神社の別雷命(わけいかずちのみこと)が主人公の、飛んだり跳ねたりと、激しいタイプの仕舞でした。若い頃はよく舞わせていただきましたが、今日は久しぶりに勤めさせていただきました😅。
 本日もありがとうございました。

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