Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.04.13コラム...

 高松からちょっと足を延ばして、備前の焼物の里へ出掛けました。私は焼物は不案内なので、お店の方にていただきました。
 備前焼は釉薬を使わず、土と火の力で色と柄を出すのだそうです。とはいえ、中には不思議な模様が、例えば円形の柄?焼き跡?のようなものが、付いている物ありました。きれいな丸なので、これはどうやって付くのでしょうと、お尋ねしたところ、灰の中で焼きたくない部分を下にして、焼物を支える物を円形にすると、そんなふうになるのだそうで、そんな技があるのかと感心しました。焼き加減により、一つ一つが違う物になると聞き、まさに一期一会の世界なのだと知りました。
 備前焼に入れると、水に限らず飲む物は美味しくなるそうです。備前焼の器に入っているサツマイモは、芽や根を出し、葉が大きく育っていました。水は傷まなくなるそうで、変えるのではなく、注ぎ足すだけで良いのだそうです。花瓶の花にせよ、全てが活き活きと元気にしていたのが、印象的でした。土の力、スゴイですね!
 自分用の片口を一つゲットしまして、上々の収穫となりました。これを使って美味しくお酒をいただくのが、楽しみです!😁

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