Hana奥川恒治が綴る日々のblog

2023.05.14舞台のこと...

 本日は5月九皐会当日、一部「蘆刈」(あしかり)、シテ弘田裕一氏、二部「鞍馬天狗」(くらまてんぐ)、シテ中所宜夫氏でした。
 私は「蘆刈」の後見をさせていただきました。何度か勤めていますが、何度やってもなかなか大変な後見です。物着(ものぎ)という、舞台上での装束替えは何度やっても、緊張感高い仕事です。慌てずにやれば、大丈夫なのですが、そこが本番になりますと、ドキドキしてしまうわけですね。なんとか無事に済みまして、ホッとしました。
 二部では「兼平」(かねひら)という曲を、仕舞で舞わせていただきました。木曽義仲軍屈指の猛者、仕舞でもその勇猛さは、はっきりと描かれていました。
 「鞍馬天狗」の前半はチビッコが大勢舞台に立ち並び、可愛らしいことでしたね。私は後シテの装束を、させていただきました。本人たちもさることながら、親は大変ですね。私はここの部分は卒業しました。😁
 17時過ぎに楽屋を出ますと外は雨、朝から曇り空でしたが、ちょっと残念な気がしますね。ご来場の皆さまも、お気を付けてお戻りください。本日もありがとうございました。

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