Hana奥川恒治が綴る日々のblog
2023.05.19舞台のこと...
今日は午後から本降りの雨で、気温も下がりましたね。湿度が高いので、いよいよ梅雨を意識しはじめますが、なんとも過ごしにくい季節です。とはいえ、ないと困る梅雨、うまく凌がなくては…。
今日は国立能楽堂で申し合わせがありました。曲は「邯鄲」(かんたん)、シテは梅若会の山崎正道氏、外国の方向けの公演です。
悩める青年が、悟りを開ける枕で寝たところ、50年の栄耀栄華を極めるのですが、目が覚めれば、それはご飯が炊けるまでの一睡の夢という物語です。青年は「そういうことか!」と、悟ります。
場面転換がはっきりしていて、楽しみやすい曲です。私は後見を勤めさせていただきますが、なにかと仕事がありますので、ミスのないように気を引き締めて臨みたいと存じます。